畳の部屋
布団で生まれて、布団で死んだ。
障子から見える朝は、白く濁っていた。
微かな青光が目に滲み、
黒いサカキが神々しく生えていた。
波打つ天井を眺めながら、
モールス信号を聞く。
どうやら、今日は晴れのようだ。
皮脂を失った指紋は廃墟と化した巨大迷路か。
今朝の夢もまた布団だった。
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by projects-ex | 2006-12-31 03:03 | 小林珈連


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