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外部の侵入どう防ぐ “要塞化”する学校に賛否両論
相次ぐ学校での銃撃事件で多くの親が外部の人を侵入させないよう防備策の強化を求めている。しかし、学校をとりでのようにしてしまうことに専門家たちは反対しており、意見は二分している。

 コロラド州のベイリー高校は監視カメラを備え、入退室管理、緊急事態の対応策、警備員配置などコロンバイン高校事件(1999年の銃乱射事件)から得た教訓をもとに多彩な安全対策をとっていた。それにもかかわらず、9月に学生1人が射殺される事件が起きた。

 バーモント州エセックスの小学校で妹のアリシア・シャンクス教諭を銃撃事件で失ったローリー・マレンファントさんは「磁気カードで入退室を管理していれば妹の命は守れたはず。政府機関や大企業、空港などはしっかり警備されているというのに、私たちが住んでいる場所は守られているとは思えない」と警備強化を求める。

 金属探知機、全入り口への警備員配置、防護フェンスなどを求める親もいる。ウィスコンシン州議会は教職員に校内での銃携帯を義務付ける法案を提出した。

 しかし、コロラド大・暴力追放研究センターのデルバート・エリオット所長は「5件に1件の割合で銃撃事件は建物内、しかもほとんどが生徒によって起こされている。防備を強化すれば安全というわけではない。最善の対策は学生、親、地域住民が挙動不審な人間を見つけ事件の芽を事前に摘むことだ」と主張している。(USA TODAY)

(産経新聞)
# by projects-ex | 2006-10-31 20:54 | 切り抜き
社説:学力低下 「ゆとり教育」を責める前に
「教育再生」をうたう安倍晋三・新政権発足に合わせたように、学校教育現場の問題や矛盾が相次いで露呈している。中でも必修規定を無視して大学受験を最優先させる高校の実情は、改めて学力をめぐる論議を刺激するに違いない。

 ここでまた「ゆとり教育」がやり玉に挙がろうとしている。問題の高校の校長らは「授業時間が減ったので、入試に関係のない科目をする余裕はない」と弊害を言う。著書「美しい国へ」で「ゆとり教育の弊害で落ちてしまった学力は、授業時間の増加でとりもどさなければならない」と記す首相はいっそう意を強くするだろう。

 だが、ゆとり教育排除を急ぐ前に、その精緻(せいち)な分析検証をすべきではないか。そもそも学力をどう見極めるのか。それも十分に論議されてきたとはいい難い。

 ゆとり教育の始まりは約30年前。経済成長や技術立国政策を背景に学習内容が膨れ、授業についていけない子が増える一方、知識詰め込みの弊害が指摘された。勉強嫌いを生み、また暗記中心で、自分で考えて判断し対処する力が育っていないという反省である。

 1977年の学習指導要領改訂で「ゆとりの時間」が登場し、今日まで曲折を経ながら教科学習量をスリムにする路線が続く。現在週5日制で、教科学習ではない「総合的な学習の時間」が小・中・高校の授業に組み込まれている。

 確かに各種の部分的調査は学力低下傾向を示している。だが、客観的で明快に割り切れる物差しはなかなかない。学力の定義もまちまちなうえ、判断の土台になるデータも少ないという事情もある。

 例えば、03年国際比較調査で15歳の読解力が前回の8位から14位に落ちた。これをどの程度深刻に受け止めるべきか。04年の学力調査では、新学習指導要領で学ぶ子がむしろ前の世代より高い成績を出した。どう解釈すればいいか。

 確かに、ゆとりが目覚ましい成果を上げたという実感はないし、若者の学習意欲や教養面で退行を感じる人は多いだろう。読み書き計算という最も基礎的な力が危うく、分数もできない大学生が珍しくないという指摘も深刻だ。

 ただこれが本当にゆとり教育のせいか。学校の授業を30年以上前に戻せば解消されるだろうか。

 実態を見すえよう。学力が落ちているとしても、授業を削減したことだけが原因とは思えない。価値観や少子化など社会環境、産業構造の変動といった多面的要素を踏まえ分析しないと、見えてこないものがあるのではないか。

 一律のペーパーテストに頼る調査は学力の一部しか見ない。ゆとり教育が目指した「自分で考え、解決する力」という学力はどこまでできたのか、できなかったのかも検証してほしい。それには、現場の先生たちの体験・意見集約や子供たちの追跡調査のような手間をかけた方法が必要だ。

 その必要な難儀を避け、手間を省くなら、初めから「無用」と必修科目の教科書さえ買わなかった高校と発想レベルは変わらない。

毎日新聞 2006年10月29日
# by projects-ex | 2006-10-29 22:11 | 切り抜き
子ども
子どもを産んだり、育てたりするのって大変なことだけど、
子どもから得られるものはたくさんあると思う。

と、改めて思った。

教育って責任の所在がはっきりしないところが難しいよねぇ。
# by projects-ex | 2006-10-29 16:03
茂木健一郎的生き方
茂木さんのブログから

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しかし、どんなに忙しくても、
絶対に「楽しい」と思い続けたい。
 それは一種の職業倫理であって、
楽しみ続けなければ、「強化学習」
による神経回路のつなぎ替えがうまく
起こらないものはもちろん、
 何よりもベストのパフォーマンスが
得られないからだ。

 スケートの清水宏保さんによると、
世界記録が出るのは、むしろ主観的には
「流している」と感じるくらいの楽しい
時だという。
 大リーグの選手が緊迫した場面で
ガムをかみながら楽しそうに打席に向かうのも
そのため。

 この日記はできるだけ「楽しそうに」
書くことにしているけれども、
 それは、実際にも楽しんでいなければ
良い精神の動きが保てず、相手に、自分に、
そして人生に失礼だと思うからである。
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茂木さん、いい事言っているし、とても共感するのだけれども
今の自分はとても楽しんでいるとは言えないなぁ。
なにせ、この日記も楽しく書いていないしな。

先日、ザ・クロマニヨンズのヒロトも
「楽しいことをしているだけ」
と言っていたな。

楽しい。
楽しくない。
楽しい。
楽しくない。
# by projects-ex | 2006-10-27 23:49 | ひとりごつ
駆け抜けて性春
星降る青い夜さ
どうか どうか声を聞かせて
この街をとびだそうか
つよくつよく抱きしめたい

わたしはまぼろしなの
あなたの夢の中にいるの
触れれば消えてしまうの
それでもわたしを抱きしめて欲しいの

つよく つよく つよく

                 (峯田和伸&YUKI)
# by projects-ex | 2006-10-27 21:45 | ひとりごつ